空中タッチパネルで操作ができる
モーションセンサー『GLAMOS』
はじめに
「空中をタッチして、虚空に投影されたディスプレイを自由自在に操作する。」
そんなSFにあこがれたのも今は昔。ついにそんな未来が現実のものとなりつつあります。
このコロナ禍の現在、パネルに直接触れることがないため衛生的。と各社がこぞって開発している空中タッチパネルディスプレイですが、もっと手軽にタッチのみを
それも今使っているパソコンやテレビに追加可能なデバイスが登場しました!
いやー技術の進歩ってすごいですね(コイツいつも言ってんな)。
今回はそんな近未来的デバイス『GLAMOS』について紹介していきたいと思います。
『GLAMOS』とは
大手クラウドファンディングサイト「Makuake」にてCoreDARが展開している、約5cm x 4cm、手のひらサイズのモーションセンサーです。
どこにでも設置できそうなこのサイズ感
そもそも「モーションセンサーって何ぞや」って方も多いかもしれませんが、雑に言うとwiiリモコンのアレです(少したとえが古いですが)。もっと雑に言ってしまえばコンビニの自動ドアのセンサーをイメージして下さい。つまり、人間の動きを検知するためのセンサーをモーションセンサーと呼びます。
この『GLAMOS』というデバイスは人の動きを感知するセンサーをつかって「テレビやパソコンをまるでタッチパネルのように操作してしまおう」という趣旨の商品なんですね。
どこでも手軽に空中タッチパネルを設置
つなぎ方はいたってシンプル。
ね?簡単でしょ?
これまでも大仰なセンサーバーやら専用ソフトやらで操作するデバイスはありましたが、ここまで小さく、シンプルな接続ができるデバイスは珍しいですね。
突然ですが、皆さんはこのコロナ禍のおうち時間をどう使ってますか?
私はAmazonPrimeを契約しているのでほぼ毎日PrimeVideoを見てます!(仕事をしろ。)
PrimeVideoやYouTubeなどをテレビで見たことがある方には想像しやすいかと思うんですが、あれってめちゃくちゃリモコンで操作しにくいんですよね。スクリーンキーボードを十字キーで入力させるな???
おそらく、UIがキーボード操作やタッチ操作を前提としたパネルデザインだからでしょうね。十字キー等で移動する方式の使いづらいのなんの。
でもそんな使いづらさも『GLAMOS』で空中タッチパネル化してしまえば一発解決!
どうです、欲しくなってきましたか?
机の上に置けばこのとおり、少し離れたテレビだってタッチパネルにできます。
(緑の枠はイメージです)
様々なデバイスへ対応
先ほどはテレビやパソコン前提とした話でしたが、もちろんipadやiphoneといった元々タッチスクリーンが使えるタブレットやスマートフォンにも対応します。
「え、それなら要らなくない?本体タッチすればいいじゃん。」
ところが奥さん、そういうわけでもないんです。
想像してみてください。調理中、あなたはひき肉をこねています(パン生地でもいいですよ)。
台の上に置いたスマホでレシピの次の項目が見たい。けど、一回手を洗わないと…。
もうお分かりですよね。そう手が汚れたままでもいいんです
だって空中タッチなんだもの。
その他にも手袋しているときや、ちょっと離れた位置から操作したいときなど、タッチパネルがついている製品につないでも結構便利なんです。
こんな風にプレゼンなんかに使っても便利そうですね
なめらかな反応速速度
これはUI全体がそうなんですが、反応側が悪いとイライラしますよね。せっかく空中タッチパネル化しても反応が悪かったりしたら興覚めです。
『GLAMOS』の認識速度は秒間60フレーム。これは一般的なスマートフォンやディスプレイのフレームレートと同一で、かなり滑らかに操作が可能と思われます。
バッティングのようなタイミングシビアなものでもばっちり。
(というかバットでも認識するのか…)
まとめ
『GLAMOS』は
・小型かつ手軽な設置が可能
・スマホやスマートTVをはじめ大体何でも対応
・ゲームにも使える反応速度
といった要素を持つ近未来的な空中タッチパネルを実現してくれるモーションセンサーです。
BasicとProの2バージョンがあり、ProではBluetooth対応になるため無線化も可能です。
自宅で使えば既存のテレビやパソコンをより便利に。公共の場に設置すれば衛生的なタッチパネルを実現できますね。
GLAMOS Basic 最小金額 ¥17,000円 Basic 1台
GLAMOS Pro 最小金額 ¥19,020円 Pro 1台