シンプル低価格なHDMIキャプチャ
-『ShadowCast』

アイディア次第で使い方は無限大
シンプル構造で低価格&低遅延なHDMIキャプチャ
『ShadowCast』

はじめに

やったぜ!ついにガジェットの記事が書ける!!
どうもガジェット大好きライターたふぃです。

筆者は完全に自分が欲しいかどうかでネタを選ぶタイプなのですが
最近なかなかどうしてピンとくるデバイスのプロジェクトがなく
ちょっと面白いなーというものがあっても他のライター陣が書いてしまったりで
若干 不完全燃焼感が続いていました。

せっかく休日で時間もあることだし時間をかけてサイト徘徊してみよう…
そう思い立ちはや5時間、ついに好みの面白デバイスを見つけてやりましたよ!

その名も『ShadowCast』

これはHDMIキャプチャの一種で、ゲーム機などのHDMI出力を
USB信号に変換してPCなどに取り込むためのデバイスです。
(この業界だとAVerMediaなどが有名ですね)

どんな製品なのか、そしてどんなことができるのか
早速見ていきましょう

 

低価格かつ低遅延なゲーム向けキャプチャ

『ShadowCast』最大の特徴は安くて、それなりに高性能なこと。
つまりコスパが高い製品という点です。まるで牛丼ですね

(ここでいつもなら牛丼愛について長々と語ってしまうところですが
それをしてしまうとデバイスの魅力が伝えきれないので我慢します。)

HDMIキャプチャをゲームに使う際、最も気になるのは遅延です。
HDMIで送られてくる映像信号をUSB信号に変換し、PC側で復号→画面に表示
というプロセスを踏むため、どうしても遅延が発生します。

しかし遅延の発生は仕方ないといっても格ゲーやFPSをはじめとする
対戦ゲームにおいてその遅延は勝敗に大きく左右されるので、キャプチャーを使用する際は
なるべく低遅延なものを選ぶ必要があるというワケです。

そんな厳しい遅延問題ですが、ShadowCastの遅延時間はというと

実測でわずか0.02
60FPSのゲームであれば1フレームは0.0166秒ほどなので
大体1.2フレームほどの遅延ということになります。

ちょっと画像が小さくて見にくいですが
テレビ側が生の出力、PC側がキャプチャ越しの出力です。
左側の画像で1:57.11に対し1:57.13と、実際0.02秒ほどの遅延になってますね
※測定環境にもよるはずですのでご注意ください


プロの世界においては致命的ともいえますが、そもそもテレビ放送が24FPSほどであることを考えると
実プレイにおいては十分低遅延な値です。
(ドラマとか見ててカクツキ感じます?という話ですよ)

一人プレイのゲームであればほぼ影響無い値ですし
ネットゲームをやるのであれば、そこを気にするよりも自宅のネット回線をいいものにするほうが幸せになれます。

また、冒頭で高コスパを言及している通り
価格はわずか$39 USD(約4,252円)

大手メーカーが1.5~2万円ほどで販売されていることを思うと
1/3~1/4で手に入ることになります。

海外の積極的に他社製品と比較していくスタンス。大好きです


大手のゲーム向けのキャプチャマシンであっても平均0.05秒程度遅延が発生することを考えれば
かなりの高コストパフォーマンスといえそうです。

早い安い!をシンプルな構造で実現

前述の高コスパを実現しているのはその構造

まずは本体の画像を見てください

シンプル is ベスト

見てくださいこの無駄な機能のない美しい姿を
余計なものをそぎ落とした機能美の世界がそこにはあります。

使い方もいたって簡単で
「PCとUSBで接続→ShadowCastとつなぐ→ShadowCastのHDMIをつなぐ」これだけです。

専用ソフトをサイトからダウンロードすれば何も考えなくても
簡単に使うことができますね。

また高価格なHDMIキャプチャで搭載されているパススルー機能はオミットされています。

パススルー機能とはどうやっても遅延が発生するキャプチャマシンにおいて
唯一遅延を無くす方法です。
HDMIの信号を2つに分け片方をPC、片方をモニターやテレビに送ることで
遅延が発生するルート「ゲーム機→キャプチャ→PC」と発生しないルート
「ゲーム機→キャプチャ→テレビorモニタ」を作ってやり実質的に遅延を回避します。

高価な製品ではこれを搭載することで

「PCでの画面は遅れるけど、実際のゲームプレイは別でモニターつないでやってね」

というスタンスで遅延を回避しているというワケですね。

しかしパススルー機能をつけてしまうと、回路が増えるばかりか
内容によっては必要な供給電力が増えるため高価格&大型化するというデメリットもあります。

ShadowCastではこれを敢えて採用しないことで
構造をシンプルにまとめ、価格を抑えているんですね。

必要な機能をこんなに小さくまとめてます。

 

使い方は発想次第で無限大

開発元はゲーム系に強いメーカーなので、ゲーム訴求が強めですが
構造がシンプルなHDMIキャプチャであるため、発想次第で様々な応用が利きます。

例えばHDMI出力のついたカメラと組み合わせてビデオチャット時の画質をアップグレードしたり

サブPCを拡張モニター代わりにすることや…

MacとSidecarというソフトを使ってSwichiをiPadでプレイすることもできます。

それ以外にもノートPCをゲーム機のディスプレイ替わりにつかったりなどなど
もう据え置き機でテレビの取り合いになることもありません。

ラズパイや一体型デスクトップなどと組み合わせても面白いかもしれませんね。
これも取り回ししやすいサイズとシンプルな構造故といえるでしょう。

 

まとめ

『ShadowCast』は、

 ・安い&低遅延でゲームに使える
 ・シンプルな構造で高い汎用性と高コスパを実現
 ・発想次第で在宅ワークにも使える

といった魅力を持つ、HDMIキャプチャです。

専用ソフトは公式サイトからダウンロードでき、windows7以降とmacOS 10.12
Chrome OSにも対応し、現行PCであれば大体のマシンが使えると言えるでしょう。
(低遅延を目指すなら高スペックに越したことはありませんが)

手軽かつ、大手メーカーにも負けない低遅延なHDMIキャプチャ
皆さんもおひとついかがですか?

ShadowCast x1
リターン金額 $49 USD(約4,252円)

https://www.indiegogo.com/projects/genki-shadowcast-for-the-nintendo-switch-ps5-xbox#/

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